受験数学の準備について
浦幌教室で数学を教えて、4年目になります。過去3年を振り返って、数学の高校入試準備は、いつからが最適かを考えてみました。
数学の性質
数学は、階段のようで、前の段階を上らなければ、次の段階を上ることが出来ません。ひとつひとつ段階を踏んで、上るようになっています。しかし、ある段階を失ってしまったら、それを時間をかけてマスターする必要があります。しかしながら、そのためには、たくさんの時間が要求されます。その時間を設けるためには、夏や冬の休みの時期を有効利用する必要があります。しかし、一つの階段は、多くの練習問題を解く時間と苦労が必要です。
数学を理解し、それをマスターすることは、多くの時間と練習が必要です。また、費やした時間に対するテストの点数は、正直に表されます。理解することと、応用できる能力を身につけることで、どんな問題でも解く力がついてきます。
数学の問題は、多様性があり、色んなねじられた問題が出ます。それに準備するためには、難易度の高い問題にチャレンジする必要があります。学力テストは、難易度の1から5と評価するとしたら、2から4程度の問題が出ます。するとしたら、難易度4、あるいは、5の問題を解く練習が出来ていれば、割と簡単に感じられます。しかし、難易度2-3の問題だけ解く練習をしていると、学力テストはある程度解けても、難しく感じられます。ですから、普通の学習の時に、難易度4から5の問題にチャレンジする習慣をつけることで、高得点を得ることができるのです。
テストの準備のため
数学の性質上、テストを準備するためには、普段から、毎日問題集を1ページ程度のペースで学ぶことが必要です。数学は、すべて理解し、難易度4-5の練習問題を解くチャレンジをしていれば、どんな問題が出ても、応用できるようになります。
出来れば、中学生1年生の内に、中学2年生の内容を学ぶようにして、1学年早めに学ぶことが最善な戦略です。概念を理解しているうちに、学校の授業を聞くことが出来ると、全ての内容が理解できるだけではなく、難易度の高い問題へのチャレンジする余裕と時間が許されます。そうすることで、受験の準備を整えることが出来ます。
受験を準備する最善の時期
高校数学の受験準備を始める最善の時期は、小学6年生の後半からです。なぜなら、その時期からだと、小学生の全ての内容をまとめて整理し、中学1年生の勉強を先に進めていくことができるからです。そうすることで、高校受験の準備を、余裕を持って進めることが出来ます。
少なくとも、中学生になる前から高校受験の数学を学び始めることをお勧めします。
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